人生のミッションとは

この写真は1970年に開催された日本万国博覧会、通称大阪万博の公式ガイドブックです。

1964年の東京五輪に続き、高度成長期の節目となる国をあげてのイベントでした。

まだまだ娯楽も少なかった時代、大阪万博の人気の展示館には長い行列ができました。

前年にアポロ11号の宇宙飛行士が持ち帰った月の石を展示したアメリカ館などには長蛇の列ができました。

展示館にはそれぞれテーマが決められていました。

例えば黒川紀章氏がプロデュースと設計をしたタカラビューティリオンは「美しく生きるよろこび」でした。

何とも夢のあるわくわくするようなフレーズですね。

まだまだ日本人が未来に大きな夢を託していた時代です。

こうした展示テーマのように、人や組織にもミッション(MISSION)を掲げることが重要です。

ミッションとは必ずしも達成できなくても構わない、人や組織が目指すべき意味のある方向です。

かつての航海における北極星のようなものと言えます。

次にビジョン(VISION)。これは実現可能で実際に見える目標です。

そしてヴァリュー(VALUE)。これは人や組織が守らなくてはならない価値観のことです。

最後にルール(RULE)とビリーフ(BELIEF)。信念の言い換えてもいいでしょう。

ミッション、ヴィジョン、ヴァリュー、ルールに基づきアクション(ACTION)を起こすことで結果(RESULT)を出します。

今日の多くの教育がルールからスタートするところに人間の不幸があります。

上流にさかのぼって、ミッションを掲げることから人生をスタートしましょう。

還暦からの海外黄金ライフ

還暦。 これを機に私自身のコスモポリタン宣言をします。 コスモポリタン、すなわち地球市民です。 手始めにEUで暮らします。 EUはヨーロッパ圏内のみの統合ですが、コスモポリタニズムに一歩近づきました。 そしてEU で暮らし働く際は、会社組織には属しません。 私は34年間サラリーマンをやってきて、経済的安定と引き換えに人生を自ら切り開くチャンスを放棄しました。 これからは違います。

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